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agosto 09, 2010

逝く夏

8月8日未明、妻の祖母が亡くなった。91歳。

妻と出会って、はじめて顔を合わせたときから、どうやら認知症を患っていたらしい。微笑ましい勘違いも交え、滲み出る人柄を充分に感じ取ることができた。
1994年に夫に先立たれて、だから約15年強、気ままな一人暮らしといえば聞こえはいいが、どんな想いで過ごしていたのだろう。

戦前、旧満州に夫の随行で行っていたこと。家にはお手伝いさんが居て、その人の作る餃子がおいしかったこと、終戦後帰国する際、息子(我々にとっては伯父だ)が中国人にさらわれそうになり、あわや残留孤児になりかけたこと。いろいろ話を聞くことも叶わず、逝ってしまった。

今頃はゆういっつぁんと出会えているだろうか。
「お盆だから、とんぼ返りずら、まったくかったりぃ、ひゃぁ」
などとつぶやいているだろうか。

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